1年

帰国して1年たちました。Yuは明日から小学生。Shunももう2歳です。時がたつのは早い。

 

TkもTmも日本での環境に慣れ、少しずつアメリカでの習慣が消えて行っているような気がします。慣れるのはいいことだけれど、良かった習慣が消えてしまうのは切ない。Yuは相変わらず元気に毎日日本語でしゃべっています。もう英語は消えてしまったのだろうと思うと、ふとした拍子に英語でしゃべったり。いったいどういう状態なのかよくわかりません。

 

Curious Georgeが土曜日の朝テレビ放映されているのにきづいて、毎週見るようにしています。というかYuが勝手に朝起きて毎日テレビを見ているので、彼がちゃんと朝起きてみているようです。Tkは寝ています。面倒なのは、日本語吹き替え版で放送しているので、音声切り替えをいちいちしなくては英語にならないこと。これじゃあイミガナイヨ。Curious Georgeは多分著作権が期限が切れていてないのか、Youtubeにたくさん落ちています。それをsmartphoneからテレビにつないで見てます。こっちのほうが便利。便利な世の中になったものです。

 

1年前に久々に見た桜でしたが、今年のほうが楽しめました。十分楽しんだころに散っていくので、ちょうどいい感じです。新緑の時期が楽しみになりました。梅雨の時期は嫌ですが。

 

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神戸理研の捏造疑惑事件、初めは驚き、賞賛し、そして疑惑、徐々にずさんな研究と理解できない理研の状況、そして出てくる出てくる色んな情報。もうおなかいっぱいです。2005-6年あたりに阪大でも2件大きな捏造事件がありました。あの時も責任はうやむやになって、結局誰が責任を取ったのかわからなかった。最近では東大。そして筑波大でもありましたね。今回の件はこれからどうなるかわかりませんが、研究の現場にいる立場としては、そろそろこの話題には疲れてきています。

 

この冬は寒かった。冬の気候が寒かったのではなくて、家の中が寒かった。特に廊下とお風呂場と、寝室。築30年以上のアパートは冷えます。そして湿気て、カビてえらいことになりました。これが日本か、とつくづく思いました。冬の寒さだけで言えば、アメリカにいたときのほうがよっぽど寒かったんですが、建物そのものが冬の寒さに耐えられるようなシステムが入っていたので、暖房はセントラルヒーティングだし、家の中にいて凍えるということはなかったんです。日本の家屋は夏用にできているのか(?)冬は寒い。夏でも冬でも快適な家に住みたいものです。

 

日本で働くのは、久しぶりでしたが、最近ようやくシステムに慣れてきた気がします。ミーティングでのなんとなく周りが意見を言うまで様子を見ている感じであったりとか、ボスの言ったことにはあまり反論しない雰囲気であったり、周りと意味なく協調をしなくてはいけない雰囲気、集団で行動をすることを暗に(相互に)強制していたり、どれもこれも以前日本にいたときにはごく普通に感じていたことなんですが、今は面倒に思うことがあります。

 

学生の時の部活での行動なら、そんなものかと思っていいのかもしれないけど、職場ではこういう妙な空気には馴れたくないと思うこともあります。とはいえ、生きていくためには順応しなくてはいけないわけで、何とかやっていきます。

 

Yuがそういえば、周りと一緒かどうかを気にするようになりました。長ズボンをはいていくか半ズボンをはいていくか。何を持っていくか、周りの子供の行動を基準にして決めようとすることがあります。人は人、自分は自分で行きたいものです。学校や社会は、違って当たり前、ということを良しとしない雰囲気ですから、難しいでしょうけど。

 

Shunは単語数が増えてきた気がします。2語以上を組み合わせておしゃべりをするし、内緒話(何を言っているか大抵わからないけど)をしてきたり、自分の行動範囲以上の物事に興味をもつようになっています。この夏は、去年よりアクティブに過ごせそうな気がします。