留学は幼稚園へ

東京都教育委員会が、英語の先生の一部(3年目)を英語圏に3ヶ月(だけ!)留学させるというニュース。というか、今までそういう仕組みがなかったことに驚きだし、3ヶ月だけ行っても何にもならないと思うんだけど、どういうことなんでしょうね?3ヶ月留学して英語の先生がディベートが出来るまでなると思うのか?中学生に生の英語に近い発音で教えられるようになるとも到底思えないんだけど。。。

 

Yuが保育園、幼稚園と通っていたんですが、英語の発音を身につけたいんだったら、幼稚園でどういうカリキュラムが組まれているのかみてくるほうがよっぽどいいと思います。一つ一つの音と、口の動かし方を丁寧に教えているのはそのレベルですから。

 

大体、東京とは、東京オリンピックが開催されるから、こういう決定をしたみたいなことが書いてあるけど、随分ふざけた話だと思います。日本人の英語がいつまでたってもへたっぴなのは中学校の英語教育が元凶だというのに。。

 

やらないよりは、留学したほうがいいけど、何か違うんだよなぁ。6億円もだしたところで、何にもならない気がしてならない。

 

英語教師を採用するときに、1年以上アメリカかイギリスに留学した経験がある人だけを採用すれば済む話だと思うんだけど。

 

<都教育委>英語の先生、留学必修 来年度、指導力強化へ

毎日新聞 11月25日(月)15時1分配信

 東京都教育委員会は来年度から、都内の公立中学と高校で英語を教える採用3年目の若手教員約200人全員を、3カ月間海外留学させる方針を決めた。2020年東京五輪を控え、英会話などコミュニケーション能力を育てる授業を強化するのが狙い。教員の海外生活を「必修」とするのは極めて珍しいという。

 公立校の英語教員になるのに海外に行った経験は問われず、全国的な留学制度もない。都教委では中堅(31~42歳)の英語教員と教育委員会職員を対象にした1年間の留学制度があるが、派遣枠は年間で4人分しかなかった。

 しかし、今年4月から完全実施された高校の新学習指導要領は「英語の授業は英語で行うことが基本」と明記。現場は文法重視からコミュニケーション重視への指導法の転換が求められるようになった。そうした背景に9月の五輪開催決定が重なり、留学制度の大幅拡充を決めた。

 都教委によると、留学先は英語圏の大学など。英語を母国語としない生徒を指導するための資格取得を課し、英語だけの授業運びや、活発なディベートを生徒に促す方法などを学ばせる。一般家庭へのホームステイも予定し、英語漬けの生活を徹底する方針だ。

 都の来年度予算案に、留学生の授業料や滞在費など計約6億円を要求した。都内の公立校英語教員は約3300人おり、15年程度で同じ人数が留学する計算になる。派遣期間中は非常勤講師などの配置で対応する。【和田浩幸】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131125-00000045-mai-soci