美談じゃない

 最近駅伝の大会で足首の骨を折っているのに150メートルくらい四つん這いになって動き続け、タスキを渡したことが美談になってますね。あれ、美談にするのをやめてほしいんですよね。骨が折れていると自分で判断した時点でもう棄権すべきだし、それを止めない大会もおかしいと思います。選手の意志以前の問題に、あの状況ですぐにドクターストップをかけられないシステム自体がおかしいってことを認識したほうがいい。こういうことを美談にするのが日本の悪いところだと感じます。

 

 

トモダチ

最近Shunが近所の友達と遊びに行くようになりました。ひと学年上の男の子なのですが、二人で近所の公園まで行って何かして遊んでいる様子。今週はほぼ毎日です。おかげで、遊びに行く前にさっと宿題を終わらせて、ウキウキと出かけます。Shunにとっては二人で連れ立って遊びに行くという遊び方をする初めての友達かもしれません。毎朝、通学路の途中で声をかけて、”今日も遊ぼう!”と約束しているようで、とても幸せそうです。

 

 

煙らん

これは面白い。特に子供を持ってからは、入る店がどれくらい煙くさいか気になります。わざわざたばこの煙が立っているところに子供を連れて食事に入りたいとは思いませんから。食べログみたいに料理の評価じゃなくて、こういうところにポイントを置いたサイトは必要かもしれません。

禁煙かどうか以外にも、子供OKかどうか、店内は静かかとか、選ぶ基準毎に検索出来ればなおいいんだけど。

 

www.huffingtonpost.jp

 

quemlin.com

Radico

作業用のBGMにラジオを流すことがあるのですが、最近はインターネットラジオ配信のRadicoを使います。主にWifiがある環境でしか使いませんが、便利。災害時には役に立たないかもしれませんが、ハンディで使いやすい。

radiko.jp

バスツアー

この間ShunとTmがこのあたりを走っている路線バスのイベントに参加してきました。市内を1日乗車券を使ってスタンプラリーをするというイベントで、さながら市内観光という感じだったようです。朝から駅前まで行き、また家のほうのチェックポイントに戻ってきたり、そこから別なチェックポイントまでバスの二人旅。夕方4-5時まで市内をぐるぐる回ってきたようで、Shunはとっても楽しかったようです。なるほど、こういうイベントがあるのかと思いました。自分が住んでいる町のことって案外知らないことが多いもので、初めて知った歴史や、場所の話をいろいろしてくれました。

日本のメディアには科学専門記者が少ないか、ほとんどいないという印象なんですが、やっぱりそのようです。ノーベル賞受賞者の会見でも、

>幼稚園と言われた記者の質問、確か、「東海三県で一番好きな県は?(または特産品?)」みたいなのでした。

のような質問をするのはそれを証明するようなものだと思うのだけど。どこのメディアがまともな質問をして、どこが幼稚な質問をしたのか、一度だれか比較してくれないかなぁ。

togetter.com

アカデミアには最近URA(University Research Administrator)というポジションが増えてきていて、研究者間の共同研究促進であったり、マネジメントを主にするポジションなんですが、研究専門のポジションから外れた人がそこに行きつくパターンを聞きます。

リサーチ・アドミニストレーター(URA)を育成・確保するシステムの整備:文部科学省

我が国の大学等では、研究開発内容について一定の理解を有しつつ、研究資金の調達・管理、知財の管理・活用等をマネジメントする人材が十分ではないため、研究者に研究活動以外の業務で過度の負担が生じている状況にあります。このような状況を改善するため、文部科学省は、研究者の研究活動活性化のための環境整備及び大学等の研究開発マネジメント強化等に向け、大学等における研究マネジメント人材(リサーチ・アドミニストレーター:URA)の育成・定着に向けたシステム整備等を行っています。
(URA:University Research Administrator の略)

これはある種いい傾向でもあって、研究者を第一線でしていても、その後適性に応じてマネジメント側や広報にシフトする流れがあるのは選択肢が多くていいように思います。

 

じゃあ、マスメディアは?

 

 

おもろい研究

これは面白い。こういう研究にきちんと予算がついて、面白いことを面白がれるといいですね。

 

<基礎生物学研>カブトムシの角 11個の遺伝子を特定 

10/5(金) 3:01配信

毎日新聞

 子どもたちに人気のカブトムシについて、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)の研究グループは4日、角をつくる遺伝子の特定に成功したと発表した。角の長さや形に影響する遺伝子といい、米科学誌「PLOS Genetics」電子版に掲載された。

 新美輝幸教授(分子昆虫学専攻)の研究グループが発表した。研究によると、カブトムシ(コガネムシ科カブトムシ亜科)がサナギになる直前の「前蛹(ぜんよう)」から取り出した遺伝子の配列を解析したところ、角のある頭部と胸部(背中)で働く遺伝子1068個が見つかり、うち角と肢(足)の形成に影響している11個の遺伝子を特定した。

 研究グループが遺伝子の働きを失わせる薬剤を「前蛹」段階で投与した結果、頭部の角が2~3センチ短くなったり、背中の角がなくなったりしたことを確認。カブトムシの角を形成する遺伝子の特定は世界で初めてという。新美教授は「巨大な海外のヘラクレスオオカブトなど、多様化した進化の過程の研究につながる。他の昆虫についても今回の遺伝子の働きを調べたい」と話している。【亀井和真】

 

カブトムシといえば、つのの形は幼虫の時点で決まっているという話もそういえばありましたね。これもちゃんとした研究でした。

www.itmedia.co.jp

人為的に押しても角が展開