Nobel prize

 京大の本庶先生のノーベル賞受賞が決まりましたね。毎回ノーベル賞受賞が出るたびに、基礎研究の予算を”選択と集中”ではなく、広く浅く配分すべきだという話が出ますが、全く変化はありません。相変わらず巨額予算が付く政治的に強いカテゴリと、その他大勢の構図が続くだけです。その中でうまく波に乗れた人がいい研究環境を得られるし、少しでもそこから外れてしまうと研究環境は悪くなります。このままだと日本の学術界は先細りするだろうとほとんどの研究者は考えているようですが、何も変わりませんね。今ノーベル賞を貰っている人たちの世代が最後で、後の世代からはノーベル賞受賞者はでなくなっていくかもしれません。基礎研究をやりたい人たちは早い時期からアメリカか、中国にいくようになるでしょうね(アメリカも最近雲行きが怪しいけど)。

 

24号

 台風24号ではこの辺は大した被害もなかったようです。台風の東側は風が強く、西側はそれほどでもないようなので、進路次第なのでしょう。次に25号が来ていますがどうなるのでしょうね。

 前回の台風から、JRが早々に運休を発表してくれるので、仕事やイベントを中止の決断が速くなった気がします。交通機関が運休を決めれば、あきらめがつきます。逆に、そこまでやらないと中止する理由がないということなんでしょうけど。

 30日は、合気道のイベントが予定されていたんですが、それも中止。珍しく家に一日中いて、子供と遊んだり、冬支度をしたり、部屋の片づけをしたりしていました。子供たちもサッカーも合気道もない珍しい週末を満喫していた様子です。

 Tkは今週締め切りがあって、それが終ったらまた別な締め切りがあります。秋は締め切りが多い気がします。

 

 

 

 

台風24号と貴乃花

 台風がまた近づいてきているようです。この週末には沖縄から徐々に北上してくるようですね。前回の台風の時には家のパーツがいくつか壊れたので、今回も被害があるかもしれません。補強できるところは補強しておかないといけないのだけど、何をすればよいのやら。幸い屋根瓦の被害は前回はそれほどでもなかったので、今回も持ちこたえてくれればいいのですが。沖縄の知事選は注目しているのですが、台風で投票率がどうなるのか。

 貴乃花親方がこの間会見を開いていて、何とも言えない気持ちになりました。もう相撲協会貴乃花部屋もどうしようもないところまで来ていますね。ある種もっとも日本らしい組織だと見ていて感じます。もうどうにもならないというのが疎直な感想。異論をいう人間は排除されていく様子が見て取れるし、異論を言う側も政治的な寝技が得意でないというか、もうすこしうまくやればいいのにとも思います。相手のほうが1枚も2枚も上手なのでしょうけど。

 新しいことをやろうとすると、多くの場合この国では単独の力では無理なことが多いですね。その人が既にすごい結果を持っていないと無視されるか、大多数から排除される傾向があるように思います。貴乃花程の実績のあってカリスマがあった元横綱の親方であっても、組織の中で勢力を拡大していって、数にものを言わせなかったからつぶされていったのでしょう。研究者だとノーベル賞レベルの仕事があれば巨額の資金が投じられたのでしょうが、そうでなければ注目すらされないというのは、日本ではよくあることですね。

 ある種逆説的に、賢い人は徐々にそういう面倒な政治力がいる世界からは離れていったり、活動拠点を国外にする傾向があるように思いますし、一旦日本から出て行った人が日本社会に戻るのは思った以上に難しいので、結局この国に住み続けて、力をもって活躍できる人にはある種の共通した要素があるのかもしれません。 

 

 

 

 

 

 

まとも

どこの学校だろう?日本で初めてまともな学校教育の話を聞いたような気がします。

togetter.com

 

「ジャンケンで決めよう」

 

「なんで意見の対立をジャンケンで決めようとするんだよ」

 

これはほんとそう思います。何でもかんでもジャンケンで決める習慣はなんでなんでしょうかね。話し合って決めればいいのにと思うことが大人になってからも多々あります。学校で話し合うということをしていないからなのかもしれません。

ロカキ

昨日Shunが、「おとうさん、ろかっきってなーんだ!?」と問うてきたので、ああ、旅客機のことをしたったらずに言っているのだとおもって、「Shun,旅客機(りょかっき)だよ。お客さんを運んで飛ぶ飛行機のことだね”、と丁寧に説明したのですが、違うとのこと。

曰く、「ろかっき!おみずをきれいにするやつ!」と正解を教えてくれました。

 

そうか、濾過機(ろかき)ね。マニアックな言葉を知ってるなぁ、と感心しました。