always happy

 Shunは昔からHappy boyなんですが、小学校に入った今も朗らかに過ごしてくれています。Tkが不機嫌だと、寄ってきて”おとうさん、ニッコニコの顔をして”と、満面の笑顔で話しかけてくれるので、思わずニヤッとしてしまうのは、ある種彼の天性の明るさなんでしょうね。今朝も、朝一緒に階段を下りながら、2-3段ずつおりては振り向いて笑いかけ、朝から幸せを振りまいてくれます。何歳になるまでこういう光景を見せてくれるかと思うと、少し切ない気持ちにもなります。

 ただ、マイペースすぎて、話を聞いていないんじゃないかと思うときが結構あるのですが、それも彼のいい面の表れなんでしょうね。なんにしても、子供のやる気とポジティブな気持ちを台無しにするのはたいてい大人ですから、そこだけは気を付けないと。

はまる理由

ためになる。

 

“「本日いらしているお母さんお父さん方は、なんでお子さんがTVゲームに『ハマる』のか、全くわからない方がほとんどだと思います。今日はその辺りについて、TVゲームを作っている側のワタシが、その仕組みについて解説させていただこうかと思っています。なにせ、子供をゲームにハマらせようと、あれこれ知恵を絞っている悪人(笑)というか張本人なワケですから、これ以上に的を射た話はないと思いますよ。それではご静聴よろしくお願い致します。 「まずお話を始める前に、ちょっと皆さんに質問をさせていただきたいと思います。よーく思い出してから答えてくださいね。――昨日、お子さんを『褒めた』という方、いらっしゃいましたら挙手願えますか?それじゃあ、もうちょっと範囲を広げて、今週、お子さんを『褒めた』という方? 「どうやら、あまり多くはないようですね。いや、なんでそんな質問をさせていただいたのかというと、実はここに、子供がゲームにハマる本質があるんですよ。最初っから手の内バラしちゃってますけど(笑)。 「実はTVゲームというのは、遊んでいる人間を『褒める装置』なんです。問題を出して、成功したら褒める。失敗したらペナルティを与える。我々はこれを『ゲーム性』と呼んでいますが、これがまさに、TVゲームという装置の本質なんです。 「誰だって、褒められれば嬉しいですよね? ところが実生活では、褒められる体験というのはあまりにも少ない。お母さん方、お子さんを叱ってばかりいませんか? 『またイタズラばかりして!』とか、『悪い点ばかり取ってきて!』とか。叱る方ばかりが多くなって、褒める方というのはついつい疎かになりがちです。 「でも、ゲームを作っている我々は、なるべく『褒めよう褒めよう』と思いながらゲームを作っているんですよ。毎日褒めたい。毎回褒めたい。出来れば『10秒に1回』、いや『60分の1秒に1回は褒めたい』、そう思いながら、プログラムを作っているんです。さすがに親御さんでも、60分の1秒に1回褒めるのは難しいでしょう(笑)。疲れちゃいますもんね。でもゲームというのはコンピュータですから、疲れずに褒め続けられるんです。 「とは云っても、褒められるだけじゃ飽きちゃいますよね。人間というのは刺激に慣れる習性がありますから、褒められ続けると『またかよ』とウンザリしちゃう。そこで我々は、出来る限り色々な行動に対して褒めようと、手を変え品を変え、色々なバリエーションを用意しているワケです。 「例えばさっき、『またイタズラばかりして!』と云いましたけれど、我々は、同じイタズラでも、創意工夫のある『褒められるべきイタズラ』というものがあると考えてます。大人からしたら、どう見てもイタズラはイタズラで、叱るしかないんですが…というかワタシだって叱りますけど(笑)、でもゲームの中では、創意工夫に対して褒めてあげる。これは、実生活ではあまりないコトですし、だからこそ、子供が惹き付けられるんですね。 「そしてもう一つ、ちゃんと叱ってあげる、というのも重要です。『ちゃんと叱る』というのは、実はすごく難しいコトなんです。子供がハマるよく出来たゲームというものは、ちゃんと叱るのが上手いゲームなんです。ここでは『叱る』と云ってますけど、要は『ペナルティを与える』というコトですか。『なんで失敗したかを理解させながらペナルティを与える』これはとても難しいコトなんですけれど、それが出来れば逆に『褒める』コトも活きてくるワケです。『褒める』と『叱る』とがペアになると、ものすごい威力を発揮しますね。 「ここで注意していただきたいのは、あくまでも『褒める』のがメインだというコトです。よく出来ていないダメなゲームのコトを『クソゲー』なんて云いますが、クソゲーの大部分は、叱るのが下手だったり、褒めてくれなくて叱ってばかりのゲームだったりします。あるいは、絶対に達成出来ないような目標を与えて、全く褒めてくれないゲームなんかもそうですね。子供はクソゲーに見向きもしませんから、やっぱり『褒める』のが重要だというコトです。 「クソゲーと云えば…たくさん褒めてくれるゲームであっても、クソゲーと呼ばれて、子供が見向きもしないモノがあります。それは『ルールがはっきりしない』モノです。褒められたんだけど、なんで褒められたのかわからない、とか、さっきは褒められたのに、今度は褒められなかった、という類のモノですね。子供は不公平に扱われるコトに対しては敏感ですから、こうしたモノは好みません。最近では少なくなってきましたが、昔はこうしたクソゲーがたくさんありました。 「お母さんお父さん方、その日の気分によって叱り方や褒め方を変えてはいませんか? それではまるでクソゲーと一緒で、叱っているコトにも褒めているコトにもなりません。むしろ、子供を混乱させるだけです。そうした態度を取れば取るほど、子供は、良く出来たゲーム、つまり『ちゃんと褒めて、ちゃんと叱ってくれるゲーム』に向かうコトになるでしょう。 「それでは、今日はこの辺にしておきましょう。なんだか、どこかで聞いたような教育論っぽくなってきましたけれど、これは、子供向けゲームを作っているワタシの実感として、同じ結論に達しているというコトです。 「次回は、親御さんが『子供とゲーム』に対してどのような態度を取るべきか、ゲーム制作者としてのワタシの考えを述べさせていただきたいと思います。本日はご静聴ありがとうございました」”

 

六百デザインの「嘘六百」: 時折綴る「子供にゲームをさせよ論」のコト

何を習っていて、何を習っていないかを親が理解すること

 Yuの勉強が5年生になってこれまでと違ってきつつある気がします。4年生までは比較的楽にできていたようですが、5年生になると考えるファクターが増えるようで、この学年あたりで算数や国語が苦手になる子が増えるのかもしれません。

 子供の勉強はTmがほとんどフォローしてるんですが、その様子を見ていてたまに問題を作って解かせてみたりするんですが、ようやくこの段階になって自覚したことがあります。

 子供は習ったこと以上の情報はとりあえず与えないようにしないとオーバーフローすします。5年生ならこれくらいわかるだろうと思って適当に問題を出してはいけません。子供にとってはこれまで習ったことが手元にある知識なわけで、大人がこれくらいわかるだろうという気軽な気持ちで問題を出したりすると、わからない→解けない→自身が喪失→やる気をなくすというサイクルに入りかねません。気を付けないと。

 大事なのは、子供が何を習っていて、何を習っていないかを親が理解することだと思います。それができないのであれば、下手に手は出さないほうがましです。

 教えるときは、相手が何を習っていて、何を習っていないか理解してから、課題を出すことが大事です。

Try and error

 しばらく実験準備でトラブル続きでうまく回っていなかったので、一つ一つ問題を炙り出して解決する作業をしていたのですが、ようやく最近めどがついた感じ。なんとなく先の見えない作業も続けていくとどこかで上向きになるようです。一つ一つ整理されると、視界が徐々に開ける感じがします。

 

Cool JAPAN?

 最近のアメフトの監督からの指示といい、首相案件の証拠隠滅といい、レスリングのハラスメント告発といい、相撲協会の件といい、つくづく日本らしいというか、こんなのばっかりですね。下々に汚い仕事をやらせて、指示した人間はごにょごにょと言葉を濁らせてうやむやになるまで待つパターン。

 個人的にポイントだと思うのは、レフェリー役の人の役割。アメフトの試合でも、レフェリーは何をしていたんだろう?即刻退場と処罰をしなかったんだろうか?首相案件は、検察はなにしてるんでしょうね?

 こういうパターンはどの業界でも、同じようにあるんでしょうかね。いい加減こういう国民性だって自覚したらどうかと思います。

本屋

 本屋が減っていっている感じがしますね。アマゾンの隆盛とともに、ローカルの本屋の収益は減っていっているのは必然かもしれません。形を変えて本屋が存続していってくれるのは助かります。特に田舎に住むほど切実かもしれません。

 

秋田5市に大型書店、続々開店 トヨタ売店に併設

全国で書店が減少する中、20万冊以上をそろえる大型書店が秋田県内5市に続々と開店している。いずれも秋田トヨタ自動車秋田市)の販売店に併設。丸善ジュンク堂書店(東京)と提携して書棚の内容を充実させ、地域文化を支援している。
 大仙市で昨年9月、県内5店舗目となる「ブックスモア大曲店」がオープンした。秋田トヨタ大曲店に併設し、約1300平方メートルに約25万冊を置く。人口約8万2000の市では異例の冊数で「市外から来店するお客さんも多い」(担当者)という。丸善ジュンク堂書店の図書分類や在庫管理のシステムを使う。
 ブックスモアは、秋田トヨタ自動車の親会社のトヨタカローラ青森(青森市)が営む。2011年に秋田トヨタ潟上店(潟上市)に書店を併設したのを皮切りに湯沢、北秋田、大館各市に設けた。今年9月ごろには由利本荘市にも開く。
 トヨタカローラ青森の大柳康司代表取締役(46)は「地域に喜んでもらえる事業として書店を選んだ。『どんなジャンルの本もある』と感じてもらうには20万冊が目安になる」と話す。
 大柳さんは経営学の研究者で専修大教授と二足のわらじを履く。週の半分程度は教壇に立ち、残りは会社経営に当たる。「書店は在庫管理を徹底すればビジネスとして成り立つ。地元に根付き、長く続けたい」と言う。
 同社によると、書店運営は独立採算で、トヨタ自動車などからの資金援助はない。自動車販売店の新規出店や移転時に書店を開いている。
 16年の国の経済センサス活動調査によると、秋田県内の新刊書店数は73で、前回の12年より9減った。

 

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むしろ未だに?

  図書館での自習って禁止されていたのですね。全く知りませんでした。高校生までは、図書館をよく利用していましたが、遊びに行く半分自習していました。自宅とは違う環境で、少し緊張感もありつつ、だけど集中力が切れたら読む本も周りにあるなんて、中高生にとってはとてもいい環境じゃないでしょうかね。

 図書館での自習ができるかどうかは都道府県によって違うんでしょうかね。今更解禁って、いまだに自習を禁止していたことが信じられません。むしろ、図書館には自習エリアを増設したほうがいいんじゃないかとすら思っています。いい図書館がある町にはむしろ住みたいと思います。

 

 

図書館で自習、大阪で解禁の動き 禁止に半世紀の歴史

この春、大阪市の市立図書館の多くが46年前から続くルールを見直し、図書館での自習を認めた。図書館での自習は、東京都立図書館など全国の数多くの公立図書館で禁じられている。どうして、図書館で自習をしたらダメなのか?

 土曜日の12日、大阪市立中央図書館前で約70人が開館を待っていた。図書館によると、夏休みは学生も加わって館内の約1千席が埋まる。

 大阪市は1972年以降、市内の各区に市立図書館を建ててきたが、全館で自習を禁止してきた。とはいえ、自習者がつまみ出されるわけではなく、多くの場合は図書館側が黙認している。その結果、一般の利用者からは「席に余裕がないから、譲るように言って」と苦情を言われ、自習する学生からは「どうして席で寝ている人は許されて、自習はダメなのか」と問いただされ、図書館職員は板挟みになっていた。ある職員は「まじめに勉強に来た子たちを追い出したくないが、重い本を持って席を探す人を見ると心が痛む」と明かす。

 方針転換のきっかけは、天王寺区が2015年に図書館の席の利用実態を調べたこと。同時に使われている席が半数ほどだったため、天王寺図書館では16年4月に書棚を動かして22席を33席に増やし、17席を自習可能とした。その後、24区の区長が集まる会議で自習問題が取り上げられ、今年3月までに24館中20館が解禁を決めた。区長会議で議論をとりまとめた榊(さかき)正文・浪速区長は「本を借りて返すだけでなく、新たな機能を持った図書館を考えていきたい」と話す。

 

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