意志が固い

 この週末はShunのBDayなんですが、どんなプレゼントがほしいのかを最近つぶやくようになっています。かなり具体的に。幼稚園児はそれがどれくらいの値段なのかわからないのですが、普段だったら買わないような値段なので、(そもそもおもちゃは特別な時以外ほとんど買わないんだけど)悩ましいところでした。Shunの希望が強いのと、こういうおもちゃを買うのもそろそろ最後かもしれないと、検討した結果家族からのプレゼントはそれにすることに。ただし、Shunにはまだ言っていません。

 そんなこちらの気持ちを知ってか知らずか、毎日あれがプレゼントだといいなぁ~とニコニコして言ってきます。最近は言葉を変えて、”当たるといいな~”と。なに?当たるってと聞くと、”当たるっていうのは、ほしいと思ったものがもらえることの意味~~”とのたまいます。なんと強いメンタルと、値段を気にしない幼稚園生の発言。うーん、自分がこの年齢の時にはここまで強いメンタルはなかった気がします。

 Yuは自分で自作の巨大段ボール工作をしていて、それをShunにあげたいと思っている様子。これもTkが少し手伝い、いい感じになりつつあります。さて、週末はどうなるか。

 

ネツゾウにおもう

 京都IPS研究所の任期付き助教がデータねつ造したというニュースがありました。お前もか、という感じで報道されて山中さんが謝罪し、所長をやめるかもしれないという話も出ていますが、同じ研究者としては悲しい思いしか感じません。根本的にねつ造をする時点でアウトなんだけど、それで一つ研究所をつぶすとか、所長が引責するというのはやりすぎです。どんどん研究できる環境が減っていっている昨今で、一つの問題がその組織全体に波及するというのは健全でない気がします。前提としては、捏造が筆頭著者(もしくは共著も含めて)自身の手で行われていて、組織的なものではなかった場合の話です。

 じゃあ、神戸理研の時と何が違うのかと考えると、後処理(検証)がどれくらい丁寧にされたのかがポイントになる気がします。おそらく神戸の時も個人の不正だったんだろうけど、予防防止のシステムもなければ、論文自体も複数の人が断片的にかかわっているだけで、むしろ捏造をしやすい環境にあったのかもしれない、と想像してしまします。

 おそらく京都IPSにはオボカタ事件以降、不正防止のシステムを構築し、不正予防の教育もしていながら起こったのでしょうから、個人にペナルティーを課して次に進む、という形に落ち着くのが妥当だろうと思います。

 ただ、ここまで考えてTmに言われたのは、この研究予算はどこから来ているのか?という話。IPS研究所は国からの研究費以外にも一般からの寄付も受けて研究しているそうで、それに対しては研究所も説明していかないといけませんね。まあ、これは国からの研究費であっても同じなんだけど。

 

 今回問題が発覚した論文の著者は36歳、任期付き助教ですから、これからどうするんだろうなぁ。もうアカデミアに残れるはずもなく、名前も写真もネット上に残りますから、今後どこで受け入れてくれるのか、どうやって生きていくのか。。。

 

 

地方あるある

昨日とある診療所の待合室でテレビをぼーっと見ていたら、全国からの大阪へのクレームと題して、大阪出身者のここがイヤなところを挙げていくという番組をやっていました。それを大阪で放映するという面白いシチュエーション。大阪人はすぐ値段を聞く、とか、大阪人は安物買い自慢をする、とか、会話の時の身振り手振りが大きく、うるさい、大阪出身者以外が関西弁を使うと、馬鹿にされたと感じて攻撃的になる、などなど。この手の話は、どこの地方に行ってもあるけど大阪の人は確かに面白おかしく話題にされますね。

 

いいところも逆にあります。比較的(ほかの地方に比べると)話が早く、無駄なことはしない。面倒くさい気づかいをする必要が(ほかの地方と比べると)なく、明け透けにものを言うのでストレートにとってもあまり問題が起こらない。などなど。わりにアメリカもそんな感じだったので、嫌いじゃない。

 

以前住んでいたいた地方では、表面上はとっても親しみやすいんだけど、いつの間にかハブにされていたり、排他的な土壌があったりしました。いかにも日本っぽい土地でした。

 

その土地によって、ネガティブな面と、ポジティブな面、両方比較すると面白い。ただ、あまり言いすぎると嫌われるけど。

 

 

ようやく

 ようやく1か月の実習と採点が終了。やれやれと思っているところです。授業や実習ってやる側からしたら結構な労力だということがよくわかりました。学生はこなすだけ(?)なんだろうけど。思えば自分の学生時代もいい加減だったなぁとつくづく思います。当時の先生方お疲れさまでした。

 

EIGO

 Shunは幼稚園のオプショナルなクラスでEnterEigoなるクラスをとっているんですが、要するに英会話教室です。なんでenter eigoなのかはさておき、このクラスをとるのは実はShunの希望ではなく、親が放り込んだといったほうが正しい。初めはお試しでね、と説得して入れたんですが、本人は文句たらたら。毎週、”お試しって言ったのになんでずーっと行かなきゃならないの?”と全くの正論をおっしゃる。めったにないであろうNativeに触れる機会なので、TkもTmも馬の耳に念仏状態で聞き流していました。今は半年くらい経った頃でしょうか。最近断片的ではあるものの、英(単)語をしゃべるようになりました。慣れって恐ろしい。毎週John先生(会ったことないけど)と触れ合っているせいか、結構耳慣れしてきているようで、Nativeっぽい発音でしゃべります。アメリカのKinderまで通っていたYuよりもよっぽど英語を発します。面白いもんです。Yuはしゃべらないだけで、わかっているんですが、いまいち積極的にしゃべろうという気にならない様子。ついでに、子供英会話教室的なところに入れてみようかと思ってしまいます。

 

差別に鈍感

 年末番組での黒塗りの顔をした芸人が黒人差別だとして批判を受けているというニュースを見たのですが、日本のテレビでは日常的に”いじり~いじめ~差別”が繰り広げられてる気がします。この件はすでにBBCはじめ国外のニュースでも話題になってるのに、日本のテレビでは全く取り上げられないのは何なんでしょうね。

www.bbc.com

news.livedoor.com

 

スポーツ選手が自分の目じりを釣り上げてアジア人を揶揄したとして処分されるようなニュースは流すのに、テレビ番組での差別はスルーするのは、差別だと思っていないんでしょうね。これくらい私たちの子供のころは普通に合ったとでも思ってるのかもしれません。同じことを他の国でやったらどうなるか?社会的に立ち直れないくらいに批判されるでしょうね。

www.latimes.com

 

不倫したタレントを禊だとして寄ってたかって押さえつけてムエタイ選手にキックをさせるシーンもあったようですが、集団で暴行しているようにしか見えないし、この手の笑いがスタンダードなことに失望します。それに比べれば、ウーマンラッシュアワーの政治ネタの漫才のほうがコメディらしいコメディな気がします。

   

 

 

仕事始め

 今日は仕事始めです。といっても、仕事柄休みの間も二日に一遍くらいのペースで職場に顔を出して作業するような生活なんですが、一応フルタイムでの仕事は今日が初日。平和に過ごしています。200以上あったレポートの採点も終盤。自分の実験システムのセットアップもぼちぼち本腰を入れていきます。

 

 年末に自転車のブレーキが壊れてしまったのですが、直そうにも自転車屋はお休み。自転車はなければないで不便なものです。

 

 この年末年始は、Yuが風邪をひきましたがその後は平穏に過ごすことができました。さて今年はどんな一年になるか。